NPO法人つばさ 新潟フォーラム 血液がん より良い治療とより良い治癒

2011.5.21

白血病、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫、骨髄異形成症候群…、治療期間が長くて理解がむずかしい「血液がんとその治療法」。繰り返し基本構造について聴き、また同じ血液がんでも病名のちがう疾病と自分では受けないかもしれない治療法について概略を理解することは、自身の病気を深く知る上で、またより良い治療選択をする上で、とてもたいせつです。

また、寄せられた質問へのアドバイスを共に聴いて、日頃の疑問や不安を解消し、闘病生活のヒントをたくさんつかんでください。ご自身も質問をお持ちでしたら、どんなに個人的な問題でも遠慮せず質問用紙を出して「解決の1日」としてください。

座長:新潟県立がんセンター新潟病院内科 張 高明 先生

総合司会NPO法人血液情報広場・つばさ 橋本明子

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<Ⅰ.全体会の1> 13:00 ~ 14:40

① 血液と血液がん
血液がんの基本概念と血液がん治療の現状(25分)
演者:群馬大学医学部保健学科 村上 博和 先生

血液細胞の働き、血液がんはそれぞれ造血のどの過程でがん化するのか、など、造血と疾患の基本学習を通して「同じ血液がんにも、様々な
病気がある」ことを知ることで自身の疾患の理解を深めます。また、標準治療の「標準」やとても気になる言葉「治験」などの意味を把握します。

② 血液がんの治療
1)薬物療法の基本理解(25分)
演者:新潟県立がんセンター新潟病院内科 石黒 卓朗 先生

血液がんでも疾患によっては診断直後に抗がん剤治療(total cell kill)が必須となります。必要な化学療法の効果、長く残りがちな副作用や
緩和策など、化学療法の基本を学びます。

2)分子標的薬の基本理解(25分)
演者:岩手医科大学附属病院血液・腫瘍内科 石田 陽治 先生

分子標的療法は血液がん治療の到達点でしょうか?どのような仕組みで効くのか、これによってどこまで治ったといえるのか、現状と今後の
展望について。

3)移植療法の基本理解(25分)
演者:虎の門病院血液内科 村井 久史 先生

近年は移植年齢が徐々に高齢化していることもあり、薬で寛解を維持していても時に移植が治療選択に加わる可能性もあります。同種移植(きょうだい等血縁ドナー、骨髄バンクやさい帯血バンクからの非血縁ドナー)で移植療法を理解し、またフル移植とミニ移植の違いを把握し、「移植適応」のタイミングについて考えます。

<Ⅱ.疾患別Q&A分科会> 14:50 ~ 15:30

各疾患の特徴と治療法の特性についてのご説明(20 分間)、疾患特有の問題について質疑応答(30 分間)で、分科会参加者全員と講師とで共有し、
考えます。

◎急性白血病 新潟県立がんセンター新潟病院内科 今井 洋介 先生
◎慢性白血病 岩手医科大学附属病院血液・腫瘍内科 村井 一範 先生
◎骨髄異形成症候群 虎の門病院血液内科 石綿 一哉 先生
◎悪性リンパ腫 新潟県立がんセンター新潟病院内科 廣瀬 貴之 先生
◎多発性骨髄腫 群馬大学医学部保健学科 村上 博和 先生

<Ⅲ.全体会の2> 15:40 ~ 16:35

① 暮らしと血液がん治療の副作用
座長:新潟県立がんセンター新潟病院 堀 富士子 看護師長

1)血液病棟のナースから:清潔ケアについて(15分)
演者:新潟県立がんセンター新潟病院 西村 香 副看護師長

免疫力が大きく落ち込む時期があるのが血液の治療の特徴です。感染症などの重篤な合併症をより少なくして、快適な闘病生活をおくるために、手洗い・口腔ケアなどの予防や清潔のたいせつさを繰返し認識しましょう。

2)外来化学療法室のナースから:外来化学療法の実際と看護(15分)
演者:新潟県立がんセンター新潟病院外来化療室 磯貝 佐知子 さん

外来化学療法室で行なわれている化学療法の実際と治療中(自宅で問題が起きた場合も含めて)のトラブル対処法やこころの持ち方、また外来で看護師さん達にどう相談したらよいか、アドバイスをお聴きします。

3)治療初期から密接に関与する緩和治療(25分)
演者:新潟県立がんセンター新潟病院緩和ケア科 齊藤 義之 先生

より良いがん治療とより良い闘病生活のために、緩和治療とこころについて考えましょう。~がん治療による身体的副作用、精神的副作用などを乗り切るために、なすべきことは何か。

② 共に考えるより良い治療とより良い治癒 講師全員による会場全体とのQ&A(25分)

血液がん共通の質問を司会者が読み上げ、複数の講師からのアドバイスを聴き、各自の参考として共有します。

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