【Japan Cancer Forum2018】小児がん(組織球症・小児腎腫瘍・横紋筋肉腫)

2018.12.11

2018/8/11-12開催「Japan Cancer Forum2018」
小児がん
共催:NPO法人日本小児がん研究グループ

総合司会:真部 淳 (聖路加国際病院小児科 医長)
1)組織球症
ランゲルハンス細胞組織球症LCHをよく知り治す
演者:塩田 曜子(国立成育医療研究センター小児がんセンター 医員)
かつて「みなしご病」、「ヒスチオサイトーシスX」と呼ばれてきたランゲルハンス細胞組織球症(LCH)に関する研究は、遺伝子解析の進歩によって、この5年ほどの間に飛躍的な発展を遂げています。病態解明につながる臨床研究と新たな治療法の開発、晩期合併症の積極的な予防など、最新の話題についてお話ししたいと思います。

2)小児腎腫瘍
わが国の治療成績と新しい標準治療開発
演者:越永 従道 (日本大学 医学部外科学系小児外科学分野 教授)
小児の腎臓には様々な悪性腫瘍が発生します。ウィルムス腫瘍(腎芽腫)が最も多く、そのほか腎明細胞肉腫や腎ラブドイド腫瘍などがあります。ウィルムス腫瘍は、抗がん剤による化学療法に加えて病期により放射線療法を追加するという標準治療が行われています。JCCGの取り組みや海外の共同臨床研究もご紹介いたします。

3)横紋筋肉腫
より良い治療を目指す横紋筋肉腫の臨床試験
演者:宮地 充 (京都府立医科大学 大学院医学研究科小児科学 助教)
横紋筋肉腫は小児で最も多い悪性軟部腫瘍ですが、思春期・若年成人世代(AYA世代)にも発症し、また、体のあらゆる部位から発症するため、治療においては多診療科の連携が必須となります。横紋筋肉腫の診断・治療について分かりやすく説明させていただき、JCCG(日本小児がん研究グループ)横紋筋肉腫委員会での臨床試験の取り組みについて紹介させていただきます

【ジャパンキャンサーフォーラム】
https://www.japancancerforum.jp/

主催:認定NPO法人キャンサーネットジャパン
チャンネル登録お願いします→ https://goo.gl/GEVk4j

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