【JCF2022】原発不明がん

2022.9.27

原発性不明がん ~原発不明がんの診断や治療についてご説明します。

演者:下井 辰徳 (国立がん研究センター中央病院 腫瘍内科 医長)
司会:加藤 陽子 (国立がん研究センター希少がんセンター・希少がん中央機関)

概要:がんは発生した場所から、他の臓器やリンパ節に転移する力を持っています。この、転移した病気しか見つからず、出どころ(発生した場所)が分からないがんを「原発不明がん」と呼びます。どこまで検査する必要があるのでしょうか。また、出どころがわからない場合はどうやって治療したらよいのでしょうか。これらの内容を詳しく解説します。

0:35:14
<Q&Aセッション> ※ 回答は動画でご確認ください。
Q1.原発不明がんの病名って、聞いたことがないとかっていう方が結構多いんですけど、これは比較的新しい病名なんでしょうか。

Q2.原発不明がんの場合、どれくらいの規模の病院に行ったらいいのかとか、どこの診療科に行ったらいいのかって、皆さんとても悩まれるみたいなんです。例えば、国立がん研究センターだったら中央病院も東病院も腫瘍内科に行ったら原発不明専門にやってるよってあるんですが、大学病院とか大学病院とか 総合病院とかという場合にはどのような感じで診療科を選んだりしていったらいいでしょうか。

Q3.先ほど講演の中で、原発不明がんっていうふうに言われて検査を進めて言って国立がん研究センター中央病院の例を出されて、だいたい2週間ぐらいで診断にたどり着くような話をされていたんですが、例えば、他の病院もそのような平均値なのか、こう世界的にやっぱり2週間ぐらいで診断っていうか決められているのでしょうか。

Q4.原発不明がんと言われて、すごく不安になって自分のがんはどこにあるんだろうとか、本当に原発不明がんなんだろうかっていうふうに思い、患者さんの中には2ヶ月以上経っても1年経っても原発部位を見つけたいっていう患者さんがいらっしゃるんですが、そういう時、どのように先生はお答えされていますか。

開催日:2022年8月6日(土)~7日(日)
場所:オンライン開催
主催:認定NPO法人キャンサーネットジャパン
後援:厚生労働省、東京都

【ジャパンキャンサーフォーラム】
https://www.japancancerforum.jp

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